2009年07月14日

お巡りさんの生活

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10年やればようやく1人前、などと言われるくらい、どの仕事をとってもそれなりに妙味と奥深さというものを備えているものです。
私たちのような職業に携わっているものでも、これは売れない、これは売れ筋だ、などと本をざっと見ただけで分かる人もいるのです。
私はというと、ご覧の通りこのようなタイトルのブログをもう4年もやっておりますので言わずとも分かるでしょ!
ところで、そのような数多ある仕事の中でも、興味はあるのだけれど、具体的にどういうことをしているのかな、という仕事があります。
中でも我々の生活を悪人の手からがっちりとガードし、自転車を盗まれて困っている民がいれば盗んでいそうな奴を職務質問して防犯登録されているか聞きだし、道を聞けばとりあえずはでかい地図を取り出して『今、あんたここにいるんだけどね』と迷える子羊たちのいらつくハートに火をつけ、西にケンカや訴訟があればつまらないからやめろといい、私が肩肘をつきながら自転車に乗っていると、『その自転車旦那さんの?』と言って丹念に時間をかけて内容的に簡単な職務質問に私の貴重な時間を割いてくれ、下着ドロや露出狂を端からとっ捕まえる頼もしい存在。
それが警察官、通称お巡りさんです。
と、ここまで書いてみたところ、私はお巡りさんのそうした素敵な一部分しか垣間見ていないことに気がつきました。お巡りさんが普段どれだけみんなのため、悪い奴らを懲らしめるために寝る間を惜しんで頑張っているか、それを知るための格好の本が当店に満を持して入荷いたしました!
それが本日の売れない本、『お巡りさんの生活』です。
本書は警視庁から出ているのでもう完全に身元が割れています。
あとはワッパ嵌めるだけです。
監修は警視庁広報課。でも出版されたのが昭和33年なんですよ。でも昔も今も警察は警察。
これを読めば、お巡りさんというものに親しみが湧くこと間違いないかもしれないことないかもね。
著者は警察学校長の高橋和市さん、そして太田天橋画伯によるこれまたアクの強い挿絵のおかげで、お巡りさんの責務の内容が全く窺い知れず、どんなにのどかな挿画にも仄めかされている桜の代紋の烙印が、我々下町の庶民どもを震え上がらせます!
警察学校入学から警察官、交番の主な仕事、交通整理やたまには結婚の媒酌人、少年の補導・紙芝居、困ったことの相談、うそ発見器、皇居一周マラソン競争、パトロール、群衆整理、相撲等、なるほどといわれればなるほどと頷ける超多忙なお巡りさんの毎日が手に取るように分かる、お巡りさんをよく知らない人やなんらかの偏った誤解がある人に是非読んでもらいたい一冊です。
汗と鉄の匂いがするコップランドで君もお巡りさんと握手!
なに?令状はあるのかって?
俺が法律だ!バカヤロー!

売れない度 98%
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posted by ことば at 22:19| お仕事紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする